毎日お弁当を完食して帰ってくる娘。ある日先生から衝撃の事実を告げられ両親は泣きながら謝ることに。なぜなら・・・

お母さん手作りのお弁当をいつも残さず全部食べてくれる3歳児の姫ちゃん。

幼稚園に入園してから2か月が経ちますが、毎日残さず食べて帰ってくれます。

でもなぜか幼稚園での様子は話してくれようとしません・・

「新しいお友達はできたの?」

「いつもお友達と何して遊んでるの?」

こんな質問も口ごもって答えてくれません・・

しかしある日、先生から衝撃の事実を知らされたのです!

それを聞いた両親は涙を流しながら、姫ちゃんに謝ったそうです・・

なぜ・・?

幼稚園の様子を話してくれないのと関係があるの・・?

あなたはこのお話を読んで何を感じるでしょう・・?

続きは本文をご覧ください!

 

 

【本文】

うちの娘・姫ちゃんは、3歳児。

今年の春から新しい幼稚園へ通っています。
初めは登園するだけでイヤイヤと泣いておりましたが、
数ヵ月が経って、ようやく慣れてきた感じです。

幼稚園へは、毎日、お弁当持参です。
姫ちゃんは好き嫌いがたくさんあるので、
俺の嫁さんが、毎日、献立で頭を悩ませながら作ってくれています。

その甲斐あってか、弁当箱はいつもピッカピカ。
カラになって帰ってきます。

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そのカラになった弁当箱を、仕事から帰ってきた嫁さんに

必ず見せるのが、姫ちゃんの日課になってました。

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自分のリュックから弁当箱を取り出して、

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ピカピカ(カラ)になった弁当箱を開けて見せて、
自分で自慢してました。

そのたびに、俺や嫁さんは褒めてました。
「すごいね!姫ちゃん!ぜんぶ食べてくれたんだね!」と。
「おー!すごーい!キレイになくなってるー!」と。

嫁さんは、その様子を見るのが嬉しくて、
献立に頭を悩ませながら、ますます弁当作りを
がんばってました。

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新しい幼稚園へ入って、そろそろ2ヵ月が過ぎましたが、
あいかわらず、姫ちゃんは幼稚園での様子を聞いても
答えてくれませんでした。
「新しいお友達はできたの?」
「新しいお友達の名前は?」
「いつもお友達と何して遊んでるの?」
そう聞いても、言葉の意味がまだよく分からないのか、
まだお友達が少ないから慣れていないのか、
いつも口ごもって答えてくれない姫ちゃん。

新しい幼稚園では『連絡ノート』というものがあって、
先生と伝達のやり取りができる交換ノートがあります。
入園して1ヵ月が過ぎたあたりで、
あまりにも姫ちゃんが答えてくれなかったので、
幼稚園での様子をノートで聞いてみたのですが、
「まだ慣れてないけれど、同年代の子たちと元気に遊んでますよ」
みたいな回答がきていたので、
俺たち夫婦は、ひそかに安心していました。
姫ちゃんが答えないのは、
まだ新しいお友達に慣れていないせいだと思ってました。

そんなある日・・・

いつも14時に幼稚園が終わるので、

いつものように俺がお迎えに行きました。

すると、いつもは何も言ってこない先生が、

俺に向かって、ある『注意点』をお願いしてきたのです。

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俺は、すぐに先生から聞いた『注意点』を

嫁さんにメールで知らせました。

嫁さんは、仕事の休憩時にそれを見たらしく、

「えっ?どういうこと?今日だけじゃなくて?今までずっと?」

と返信してきたので、「そうらしい」と返しておきました。

先生から聞いた『注意点』とは・・・

「お子さんのお弁当の量を少し減らしてください。
いつもお子さんだけ1時間ぐらいかけて食べてます。
食後に、子供たちは遊んでいるのに、お子さんだけ食べてるんです。
いつも残していいと言っても、頑固に食べ続けてて・・・
少し量を減らして、早く食べれるぐらいの量にして
友達と遊ぶ時間をあげてください。」

驚愕の事実でした。
俺たち夫婦は、てっきり食事の時間以内に
姫ちゃんが食べきっていたのだと思っていました。

でも、そうじゃなかったんですね。
姫ちゃんは毎日、弁当箱をカラにするために、
時間をかけて、がんばって食べきっていた・・・。
そして、お友達の名前が出てこなかったのは、
ほとんどお友達と遊ぶ時間がなかったから・・・。
仲良くなる時間がなかったから・・・。
そして、毎日、嬉しそうにカラになった弁当箱を
お母さんに見せていたのは、

お母さんの笑顔が見たかったから・・・

お母さんが喜んでくれて、褒めてくれるから・・・。

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その日、嫁さんは仕事から帰宅後、
姫ちゃんを抱きしめながら、泣いて謝っていました。
俺も泣きました。

俺も嫁さんも、小さいころに学校の給食で、
5限目も6限目も食べきるまで残されるツライ思いを
経験したことがあり・・・
そんなツライ思いを姫ちゃんにさせていたことが
とても申し訳なくて・・・とてもツラくて・・・。
そして、そんな思いをしながらも、
この2ヵ月間、毎日、懸命に、
お母さんのお弁当を食べきっていた姫ちゃんが
とてもとても愛おしく感じました。

 

 

翌日から、姫ちゃんのお弁当の中身は、

すこし量をおさえた献立になりました。

姫ちゃんは、気づいているのかなぁ。

そして、今日も、姫ちゃんは

ピッカピカ(カラ)になった弁当箱を誇らしげに

仕事帰りのお母さんに見せつけてくれています。

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子供はお父さんお母さんに褒めてもらいたいんですね。

そんな子供心が切なくて涙しました・・

あなたはこのお話から何を感じましたか・・?

 

 

 

【引用元】

https://gunosy.com/

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