日本でも餓死する子供がいる・・そんな衝撃的な事実を知って始まった「おてらおやつクラブ」お寺のお供え物をおすそ分けする活動が脚光を浴びる!
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皆さん「おてらおやつクラブ」という言葉を聞いたことがありますか?

お寺のお供え物を「おさがり」として様々な事情により生活に困窮している世帯(特に子供のいる家庭)へおすそ分けする活動です。

この活動をするきっかけになったのが、2013年に大阪で起きた母子餓死事件です。

当時28歳の母親と3歳の子供がアパートで餓死した姿で発見された、なんとも痛ましい事件です。

その時に母親が書き残した言葉があります。

「最後に、おなかいっぱい

食べさせてあげたかった

ごめんね」

この活動の代表を務める奈良県の安養寺(あんようじ)の住職、松島靖朗さんは、当時父親になったばかりで、大変ショックを受けたと言います。

お寺でも何かできることはないかと考え、この活動を始めるきっかけになったのです。

ここで疑問に思うのは、そもそもお寺のお供え物はどのように扱ってきたのでしょう・・?

お寺の御本尊などにお供えした果物やお菓子は、住職さんが読経や礼拝をした後に、「おさがり」として頂戴し、住職の家族やお寺にお参りする人たちに「おすそわけ」することが一般的です。



 

 

普段はお寺に関わる人たちで適度に循環するのですが、参拝者の多いお彼岸やお盆の時などは「おすそわけ」が追いつかず、住職の家族で無理して食べることもあるんだあそうです。

せっかく仏さまから頂戴した「おさがり」を持てあますなんて、どうしたらいいのだろう? お寺ならではの“お困りごと”に、松島さんはずっとモヤモヤした思いを抱えていました。そして、仏さまにお菓子や果物をお供えするたびに、「このお菓子や果物を、もっと必要とする人に届けることはできないだろうか」と考えるようになったと言います。

そんな事がきっかけで2014年に始まった「おてらおやつクラブ」ですが、現在では参加寺院は全国47都道府県に及び、975のお寺が賛同し、連携している支援団体は392団体。毎月9,000人の子どもたちが、おてらおやつクラブからおやつを受け取っているといいます。(20181031日現在)

 

そんな活動が脚光を浴びる時がやってきました。

なんと2018年度のグッドデザイン大賞を受賞したのでした。

グッドデザイン賞といば「G」のマークでおなじみのアレです。

そのイメージは形のあるものが受賞対象になるのかと思いきや、実はこういった「取り組み」も受賞対象になるんだそうです。

趣旨に賛同する各地のお寺と子どもをサポートする支援団体を結び、経済的に困窮している子どもやひとり親家庭に、お寺にお供えされた菓子、果物、食品などを「仏さまのお下がり」として届ける仕組みは、社会的に弱いものや、見過ごされがちなものをやさしくすくい取るデザインが高く評価されました。

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この活動は、支援を受ける家庭はもちろん、お寺の方からも、無駄に捨てないで済むようになったという喜びの声があるという。

無駄をなくし、社会貢献にもなる正に画期的な仕組みと言えるでしょう。

今回の受賞を機に、より多くの人に、おてらおやつクラブの活動を知ってもらえるようになればいいなと思います。

 

 

 

【引用元】

http://www.g-mark.org/

https://news.yahoo.co.jp/



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