世界で一番食品を捨てる国「日本」かつての「もったいない文化」はどこへ?
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現在世界で廃棄されている食糧は年間13億トンと言われています。

国連世界食糧計画によると、この量を半分に減らすだけで世界中の人類に食事が行き渡り、餓死する人々を救う事が出来るそうです。

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【世界で一番捨てる国、日本】

日本には、『食品リサイクル法』という法律があります。

<食品リサイクル法とは>

・食品の売れ残り、食べ残し、食品の製造過程において大量に発生する食品廃棄物の発生抑制、減量化を推進することにより最終的に処分される量を減少させるとともに、飼料や肥料等の原材料として再生利用するため、食品関連事業者(製造、流通、外食等)による食品循環資源の再生利用等を促進することを目標としている。

・食品廃棄物の減量、再生利用は義務となっており、取り組みが不十分な場合には企業名が公表されることがある。

 

このような先進的法律がありますが、残念な事に日本は世界一食品廃棄率の高い国です。遥かに人口が多いアメリカよりも廃棄しているそうです。

なんと年間2000~3000万トン近くに上る食品廃棄物を出し、その中にはまだ問題無く食べられる物が500~900万トン近くもあるそうなのです。(途上国の約5000万人分の年間食料に相当)

 

世界最低水準の食糧自給率(4割)の日本では、海外から多くの食べ物を輸入しています。

今の日本で消費されている食糧を補うには、日本の持つ農地の2倍以上の土地が必要となります。その分を海外に負担して貰っていながら、大部分を廃棄しているのです。

なんと、我々日本人が破棄している食品はおよそ111兆円分にもなると言われています。

経済が低迷する中、逆走するような現象が続いていると言えるのではないでしょうか。 

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【意識の改革を始めた海外】

欧米でも、スーパーやデパートで売れ残った食べ物は期限が切れると廃棄されてしまうそうです。更に、品質に問題が無くても見た目が悪ければ処分をし、消費者の心理を考えて必要以上の量の食糧を並べたりもします。結果廃棄量が増えるのです。

そんな中、一年で約1兆6000億~2兆6700億円分の食糧を廃棄しているフランスでは、『スーパーなどでの食料の廃棄を禁ずる法案』が国民議会を通過し、今後上院で投票が行われる予定となっています。

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この法案は、約400平方メートル以上の店舗に対し、食品の廃棄を禁じ、救済団体に寄付か飼料・肥料に変えるよう指示するものなのだそうです。

なお、今年の7月までにどこかの寄付団体と契約を結ばなければ、約960万円の罰金か2年の懲役が科せられる事となります。

食糧廃棄問題をかなり重要視し、本気で取り組み始めた事が伝わって来ます。

この法案が上院を通るのか、そしてどのような結果を生むのか、世界が注目をしているそうです。

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【他人事ではない、渦中の国日本】

世界で最も食糧を廃棄している日本について調べていると、『こだわりすぎる消費者の存在』が目に付きます。

形が悪いだけの野菜を避ける方々や、消費期限(おいしく食べられる期間)を過ぎるとすぐに破棄をするのが当たりの方々、食べたいと購入した物をもういいやと破棄する方も少なくありません。

これらは、日本では一般的によく行われる行為です。

ですが、それらが積もり積もって『食料廃棄率第一位』という恥ずべき結果が生まれたのはないでしょうか。

もはや、個人レベルの倫理的問題ではないと言えます。

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食品廃棄には大変入り組んだ問題があり、一言では語れないのは存知上げていますが、消費者としてもっと食べ物に有り難味を感じる必要があると考えます。

誰もがご存知の事ですが、我々の生活は裏側で努力する農畜業の方々や、犠牲となる生物達の存在がなくては成り立ちません。

まずは我々消費者が、幼い頃から口酸っぱく言われてきた『食べ物に感謝する意味』を具体的に理解し、食品廃棄に対する意識を高めるべきではないでしょうか。

 

【引用元】

http://heaaart.com/

 

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