「障害を持つ子は育てられない」と育児放棄をした母親のとった信じられない行動とは? そしてその子の運命は?

自分の産んだ子供が障害を持っているという理由で、育てる自信がないという母親が信じられない行動に出ます。

そしてその子供の運命はどうなってしまうのでしょう?

今回はそんなエピソードをご紹介します。

 

28歳のサラ・コンクは、南ルイジアナ出身のアメリカ人女性です。宣教活動のためにハイチを訪れていた彼女は、レクリエーション療法士 (Certified Therapeutic Recreation Specialist: CTRS) の資格を活かして、NPO団体が運営する小児医療センター「Danita's Children Medical Center」で子どもたちの生活や成長をサポートするボランティア活動を行なっていました。 そこではたくさん子どもたちとの出逢いがありました。

 

 

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中でもサラの人生を大きく変えたのが、ニカとの出逢いでした。ニカは生後3か月の時、彼女の叔母だという女性によってセンターに連れてこられました。赤ん坊の健康状態が良くないことは、誰が見ても明らかでした。頭は水頭症が原因で髄液が溜まり、大きく膨らみ、体は赤ん坊とは思えないほどやせ細っていたのです。サラは、ニカをすぐさまセンターの手術患者リストに登録しました。

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手術は、無事に成功。その後、ニカ体力が回復し、通院治療が可能になったため退院が決まりましたが、叔母を名乗る女性は、ある日からセンターへ姿を見せなくなっていました。サラの電話ごしの説得の末、女性がニカを迎えにセンターへ戻ってきましたが、その時に判明したのは、女性が実はニカの母親であるということでした。障害を持つ子どもを育てる自信がないという彼女にサラは時間をかけて語りかけ、支援機関や医師を紹介しました。その後ニカとその母親は、医師の検診のために定期的に病院を訪れていました。しかしある時からまた2人は姿を見せなくなってしまいます。連絡がつかなくなり心配になったサラは、思い切ってニカの母親の自宅を訪れてみることにしました。彼女はそこで、信じられない状況を目の当たりにしました。

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サラが見つけたのは、ゴミに囲まれて1人っきりで寝かされているニカでした。母親の姿はなく、完全なネグレクト状態でした。サラはすぐさま小児医療センターにニカの受け入れを手配し、ニカは病院へと輸送されました。しかしニカの障害は重く、衰弱も激しかったため、医師から1歳の誕生日を迎えられる可能性は低いと告げられてまいます。それでも懸命に闘うニカを、サラはそばで見守り続けました。そして、奇跡が起こります。

 

 

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ニカは、長い闘いの末、命を取りとめたのです。そして6か月後、サラがニカの正式な保護者となり、2人は一緒に渡米します。サラがニカの医療ビザを手配していたため、その後も必要な医療を受けることが可能になりました。

 

 

そして現在、ニカは2歳になりました。サラに見守られながら、元気に成長しています。

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サラの頑張りがなければ、ニカはあの家でゴミに囲まれたまま人知れず亡くなっていたかもしれません。本当によかったですね。

助けを必要としている誰かのために自ら行動ができる人々を、心から尊敬します。

 

 

【引用元】

https://www.instagram.com/littlewarriornika/

 

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