親が「怒る」場合と「叱る」場合とでは子供がこうも変わってしまうのか・・その違いがよく分かる動画を見て深く反省。

『怒る』と『叱る』…この違い、アナタはわかりますか?

言葉の意味ではほぼ同じですが、実は大きな違いがあるのです。

例えば動画はこんな設定です。

壁にラクガキをしてしまった、小さな男の子。

この後のお父さんの対応が「怒った」場合と「叱った」場合とでは子供はどんな違いがあるのでしょう?

それでは解説を見てみましょう・・

【悪いことを『怒る』と…】

「コラ!なにをしているんだ!」


 

ラクガキしている男の子を見るなり、大声で怒鳴りつけるお父さん。その声に男の子はビックリしてしまいます。

 

 

「部屋に戻るんだ!わかったか!?」

 

 

持っていたクレヨンを強引に奪い取られ、泣きそうな男の子。

このように『怒られて』育つと…。

 

 

「ダメ!それは僕のだ!」

 

 

自分の紙に絵を描いた女の子に対し、大声で激怒!

お父さんがやったようにクレヨンを強引に取り上げ、相手を泣かしてしまいました。

 

 

 

【悪いことを『叱る』と…】

 

「絵は壁じゃなくて、紙に描くんだよ。

キレイに消して、紙に描きなおそう。いいかい?」

 

 

男の子の目線に合わせ、しゃがんで優しく声をかけるお父さん。

言われた通りに壁を掃除しながら、男の子はニッコリ!

『叱られて』育った子は、どうなるのかというと…?

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「はい!紙あげるから、こっちに描いてね」

 

 

自分の紙に絵を描かれてしまっても、声を荒げることなく優しく女の子に対応します。

大人の対応で、子どもはこんなにも変わるのです。

 

 

『怒る=自分のため』

相手がいけない言動をした際、激しい感情で腹を立てること。

「自分がこんなにも腹を立てている」ということを、相手に伝える。

 

 

『叱る=相手のため』

相手がいけない言動をした際、今後より良くするために注意すること。

同じ過ちを繰り返さないために、なにが悪いのか説明をする。

ただ単に過ちを責めるのではなく、『なにが悪かったのか』『どうすればいいのか』を相手のために説明することが大切なのですね。

「感情的になってしまうのは、子どもが大切だから」…その気持ちもわかります。しかし、怒られて否定され続けた子どもは、自尊心の低い人間に成長してしまうそうです。

『子どもは親の鏡』という言葉があるように、子どもは親を真似して育ちます。大切に思うわが子のために、自分の行動を見つめなおすことが大切かもしれません。

 

 

 

【引用元】

https://www.youtube.com/watch?v=ruJhT6WGZ_s

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