全国的に有名な北海道の旭川にある旭山動物園。旭山動物園には動物たちがなぜここにいるのかなど紹介文が掲示されているのですが、動物たちとの向き合い方が素敵だと話題に。
そんな紹介文の中から今回は、エゾヒグマのエピソードをご紹介します。
とても胸に突き刺さる内容です。
「人間に母親を殺されました」
かわいい!と大人気のエゾヒグマ、とんこ。
その展示場の片隅にはなぜとんこが旭山動物園にいるのかを記した説明版があります。
ほとんど読まれることのない説明書き。でもときどきしっかりと読んでいる方もおられます。
旭山動物園の、こういうところが好きです。 pic.twitter.com/OtA8nr6Jt5— 空白寺 (@vanity_temple) July 8, 2020
考えさせられますね。
Twitterでの反応は・・?
大事なこと、書いてある。可愛いだけではない。
— 淡々と。 (@cmC36IG9UUZgtdi) July 8, 2020
旭山の説明板といえばやはりこれ。
人間のエゴと動物園の意義についてまっすぐ向き合っているところが好きです。 pic.twitter.com/bnWVjH3eDk— 空白寺 (@vanity_temple) July 8, 2020
「人間に殺された」としつつも感情的なことではなく大事なことを伝えようとしている・・。このような掲示が増え、より多くの人に注目されると良いなと感じます。
— サメ社会学者Ricky / サメYouTube & サメHP (@shark_sociology) July 9, 2020
たまにうちの州でも、黒熊が山から降りてきて町中に出没する事があるんですが、野生動物捕獲の係員さん達がやって来てトランキライザーで眠らせた後、山中に連れて行って放します。事情はあるでしょうが、お母さん殺されずに、とんちゃんも動物園に行かずに山に帰されれば良かっただろうにと残念です。
— Tompe (@SirTonka07) July 9, 2020
動物園にいる動物達に名前がつくことの是非についても考えてしまいました。
今、命の選別って言葉について議論されていますが、旭川動物園の命に対する考え方は、動物の中の食物連鎖から、はみ出した人間という存在を改めて考えさせてくれます。
考えり機会をくださってありがとうございました。
— セララバアド (@selalabard) July 9, 2020
ただ可愛いだけでなく、動物自身のことや人間のエゴもひっくるめて向き合っている旭山動物園の考え方や在り方が素敵ですね。
こうしたスタッフさんが揃っているからこそ、人も集まってくるのでしょう。
ただ、面白い、可愛いなどを伝えるだけでなくこうした大切なことを教えてくれる場所こそが本当の動物園なのかもしれません。
大切なことを教わることができました。
コロナが落ち着いた際には一度訪れてみてはいかがでしょうか。
【引用元】