病人が運ばれた際、病院の状況によっては受け入れができないこともありますね。
そんなときテレビではよく「救急車のたらい回し」という表現をしますが、医療従事者がこの言い方は辞めて欲しいと怒りの声!
大変ハッとさせられます。
マスコミの皆様へ
病院が救急車を受け入れられない時は、たらい回しではなく収容困難と言ってください。実際、治療可能なベッドがなかったり、他患者さんの対応をしていて待たせてしまうことが原因のほとんどです。医療職の怠慢ではありません。むしろその状況で受け入れると患者さんに不利益です。
— ゆるじい (@Yurujiii) May 4, 2021
救急受け入れ困難は、たらい回しではありません。飲食店であれば、現在満席状態。そんな状態で無理やり人入れて食事を提供するなどできません。医療は需要と供給のバランスで成り立っているのですが、現在需要が多く、供給が追い付いていません。人も病床数も医療資源は有限ですから。医療災害です。
— 嘯(しゃお) (@xiao_signo028) May 4, 2021
与える印象も全く違いますね。
Twitterでの反応は・・?
以前ツイートしたけれど、手術中で受け入れられないとか、当直医が専門外という時に『受け入れ拒否』と言うのも止めてほしい。
— マタカ (@1368mataka) May 4, 2021
【たらい回し】
たらい回しとは、たらいを足などで回す曲芸。転じて、物事を次から次へと送りまわすこと、面倒な案件や関わりたくない案件を、部署間で押し付け合う責任逃れや責任転嫁、その他一部の組織・派閥による権力や利益の独占も例えて呼ぶようになった。— 國枝 歩 (kokupo) (@kokuponz) May 4, 2021
妊婦のたらい回しの報道からずっとモヤモヤしてたので、「収容困難」の表現は納得です!!
どこかを悪者にしないといけないと言うことはないので、事実を報道して欲しいですね……
— しか (@ZIe6nY24DQgSwHF) May 4, 2021
まさにその通りです。
— ゆきの (@yukino_0920) May 5, 2021
「何があっても救急車を受け入れろ!」っていう病院があってこういうのも本当にリスク高いです。
知らずに当直バイト行ったとき病棟で挿管してるさなか救急外来に勝手にバンバン救急車受け入れてきて、医師は私一人しかいなくて「これで患者死んだら誰が責任とるんじゃ!」とブチ切れた記憶があります— Dr.ひろ (@hirokimdphdmba) May 5, 2021
報道を見ている人の感じ方も全然違いますね。
たらい回しと言われると病院が受け入れることができるのにもかかわらず拒否しているような印象を受けてしまいます。
頑張っている医療従事者の方々が報われないような表現は避けたいですね( ;ᵕ; )
【引用元】