毎年、どこかで起こる水害。今年は甚大な被害が出ないことを願うばかりですがそんな水害が起きた時に気をつけたいこんな注意喚起が話題です。
下手すると取り返しのつかないことになることも。絶対に覚えておかなければならない知識です。
「教育のため」と称して、素手でこどもにトイレ磨かせるとか、破傷風予防もしないで泥水の中に子供漬けるとか、骨折しても組体操させるとか、自分らで作り上げた古臭い美談ごっこで涙ツツーやりたいジジババが教育界に多すぎ。美談ごっこに子供を利用するの、やめなさいよね、ほんとに。
— TrinityNYC (@TrinityNYC) July 5, 2020
「破傷風になるから肌むき出しで子どもが片づけをすることを美談にしないで!」は、去年の水害でも一昨年の水害でも言われたのに、なぜ九州は子どもを動員して災害現場で後片付けさせるのか?そして新聞がそれを大好きなのか?
— まきりえこ@ちくわの穴から星☆を見た (@toriatamaxp) July 5, 2020
水害時は脚を保護しないとすげえヤバいんですよ。津波被災時もヤバいんですが、土砂災害時は重い泥と瓦礫まみれになるので破傷風リスクが激ヤバなのです。破傷風菌は土壌の中にいます。少なくとも脚絆がいる。素足を絶対に出してはいけない。どこに釘やら何やらが潜んでいるかわからんのですよ。
— ktgohan (@ktgohan) July 5, 2020
【水害の片づけに参加するときは…】
破傷風などの危険も…
ケガには十分注意
熱中症の恐れも…
こまめに休んで水分補給
防じんマスク、ゴーグルを#水害から命を守る▼特設サイトhttps://t.co/xqHMLayw9D#みんなで考える防災 pic.twitter.com/jMQ0iblOEb— みんなで考える防災 (@nhk_ikiruskill) July 5, 2020
Twitterでの反応は・・?
例の熊本の中学生の話なら、「現代っ子は破傷風を知らない」ではなく、その上の保護者世代、40〜50代が破傷風を知らないからこういうことになるのではないの?監督してる大人に知識があったら、たとえ子供たちがボランティアやりたがったとしても止めるよね?
— マシマロあーや (@saa_ya) July 6, 2020
破傷風は怖いですよ。
・土壌の菌が傷から侵入
・菌が神経毒を産生
・全身の筋肉がガチガチに収縮
・体が動かせず、呼吸筋も障害
・死に至る確率がとても高い土砂災害時は感染の可能性が上がりますので、怪我に気をつけて無闇に汚泥に接触しないようにしましょう。
— ばりすた脳神経内科医 (@bar1star) July 6, 2020
そう、子供には水害のあとの泥だしはさせないようにするのが一番。乾いたあとも粉塵の害が出てくるし、危ないんだよ、これ。長靴に鉄板敷いて、つま先も鉄板入りの履物でないと、釘を踏み抜いたりして、下水汚染土だったりすると破傷風の被害も。単純作業のようで実は泥だしは危険極まりないんだよな。
— しゅんみょ(手洗い推奨 (@syunmyo) July 5, 2020
「お年寄りが喜びがちな子どもの美談」全般、公衆衛生的にはダメすぎだろってものけっこう多いんですけど、特に最近報道されてた、水害後にワクチンもちゃんとした装備もなしに半ズボンの子供に土砂や瓦礫撤去させるとか破傷風のリスク考えると絶対美談にしちゃダメだろう。
— 西内啓 Hiromu Nishiuchi (@philomyu) July 6, 2020
破傷風は重症化すると本当に怖いです。
毎分出現する痙攣を抑えるために、集中治療室で何週間も人工呼吸管理が必要になります。
まずは怪我をしないように。
汚い場所で怪我した時は必ず病院へ。
破傷風を心配してることを伝えてもよいと思います。
若い救急医は、破トキとテタノ忘れずに。 https://t.co/BjJFYOR4HY
— 手を洗う救急医Taka (@mph_for_doctors) July 4, 2020
破傷風...そうか現代っ子は破傷風ってどんな病気か知らないのか...
意識は鮮明なまま全身が動かなくなって、呼吸困難を起こして、骨折まである全身の痙攣という死ぬより辛い症状で苦しみまくる病気だよ。ちなみに結構な確率で重病化するし死ぬよ。発症したら終わるかなーくらいに。
— アオイ・ニンジャ (@aoi_ninja) July 5, 2020
水害後の泥の中には、破片などが混ざっていることも多くまた雑菌がたくさんいるため、破片などでできた傷口から雑菌が侵入し破傷風を発症することがあるのです。
だからこそ、泥かきなどの作業をする時はしっかりと防備しなければなりません。
子供達が万が一破傷風を引き起こし取り返しのつかないことになったら、知らなかったでは済まされません。
守るべき存在の大人が無知が故子供の未来を奪うことにならぬようこうした知識は身に付けておかなければなりません。
ぜひ、広まって欲しいと思います。
【引用元】