「生理は病気ではないのでプール授業は参加しなければならない」という学校。大阪市に届いた市民からの意見に物議!

大阪市に市民から寄せられたこんな意見が物議を醸しています。

平均12歳頃に初潮を迎えると言われている生理。思春期の時には特にデリケートなこともあり配慮も必要ですが、とある学校では「生理は病気ではないのでプール授業は参加すべき」という衝撃の決まりがある様で・・・

 

こちらが大阪市のHPに記載されていた内容になります。

女子中学生は、体育水泳の時間に、生理で休むことは、病気ではないので、お腹がいたくない限り出なくてはいけない。休むともちろん体育授業としてみなされず、出席にならないため成績にひびく。生理は病気ではないので、参加しなければならない。男子と同じプールにつかるが、離れているため男子に気づかれにくいから入れる。水の中では出血しないので授業をうけれる。水の中では、生理中であっても病気にかからない。プールからでたら、ズボンをはいて、生理がわからないようにする。
 親子ともに納得できないルールは、どうかと思います。安心できる環境を提供するべき中学校が、どういう考えでしょうか。不信感しかありません。生理も個人差があるのに、腹痛があっても、貧血でも水温が低くても、休みにくい精神になる、言わせない環境をつくりだしていないでしょうか。まして、来月にでも、女子を集め、生理は病気でないため、休むことではないと先生から言われた場合、どうですか。どこの産婦人科医が、生理でプールに入ることに、雑菌はありません、水の中では血はとまります、大丈夫ですと証明したか、教えてください。

これに対して市はこの様に回答しています。

文部科学省 学校体育実技資料 第4集 「水泳指導の手引き」(二訂版)には、「近年スポーツ医学の進歩に伴って、科学的な研究が積み重ねられ、現在のところ、水泳を実施することで月経に伴う諸症状が悪化することはない」と示されております。
しかしながら、教育委員会では、水泳指導に配慮のいる生徒については、その状況も様々であることから、生徒一人ひとりの心身の状態に応じて、本人や保護者と話し合い、本人の立場を十分に理解してその方向等を検討することが重要であると認識しております。
この度のご指摘を受けまして、各校の生徒及び保護者さまに対し誠実に対応し、教育活動について、充分にご理解いただける丁寧な説明を行うよう、改めて各校に対し指示してまいります。
なお、ご不安な点やご不明の点につきましては、改めて当該中学校もしくは下記担当までご連絡いただきますようお願いいたします。

Twitterでの反応は・・?

生理は出血があるだけでなく、痛みや体調不良も伴う場合があります。

 

病気ではなくとも元気な状態とは言い難いですから気遣いは必要ですよね。

 

様々な点に配慮した対応が全国の学校などで行われて欲しいですね。

 

【引用元】

https://twitter.com/hibicoto/

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