夏は海や川に出かける機会が多くなると思います。
昼間の暑い不快から解放されるには、水が気持ちよくていいですよね・・
しかし自然界の水には危険もたくさんあります。
その危険を知らない人が、この時期命を落としてしまいます。
特に小さいお子さんは、親である保護者の知識が問われます。
そんな中、警視庁の警備部災害対策課さんのツイートが話題になっているので紹介したいと思います。
これから水遊びが楽しい時季がやってきます。川など流れがある場所では、水面が白く変色している部分があります。これはホワイトウォーターと呼ばれ、水に空気が含まれているため通常の半分程度しか浮力が無く、流れが穏やかに見えても危険です。水辺で遊ぶ際はライフジャケットを着用しましょう。
— 警視庁警備部災害対策課 (@MPD_bousai) 2018年5月9日
「ホワイトウォーター」という言葉、知っていましたか?
少し補足しておくと、水が瀬の落差や岩などで起こる水流の作用でかき混ぜられ、空気を多く含んで泡立った状態を「ホワイトウオーター」といいます。
ホワイトウオーターには空気が40~60%含まれており、物体の浮力を奪ってしまいます。 ボードも沈み、人間もPFD(ライフジャケット)を着用していても、水面下に沈められます。
PFDを着用していない人間は流れの力で水中深くに引き込まれ、長い間浮上して来ることが出来ないのです。
川の遊泳中の溺死はこのようにして起こるんだそうです。
大人でもPFDを着用してなければ命の危険にさらされる「ホワイトウォーター」
ましてや小さいお子さんが近づくと・・
考えただけでもゾッとします。
この夏、川遊びに出かける際はこの事を思い出して「ホワイトウォーター」には絶対に近づかないようにしましょう!
【引用元】