毎日の疲れを癒やすのに、湯船にゆっくり浸かるのは最高の方法です。
気持ちよくてウトウトしてしまう…。なんてこともあるかもしれません。
今ネット上で「お風呂で寝ることの危険性」が大きな話題になっています。
【風呂で寝ちゃう人はまじで風呂に入らないでほしい】
「風呂で寝ちゃう人はまじで風呂に入らないでほしい。2分で出ろ。お風呂で寝るっていうのはこういうことだ。」とお風呂での睡眠に警鐘を鳴らしたこのツイートが50000RTされています。
俺のフォロワーさんに、というかそうじゃなくて人間全員に言いたいんだけど、風呂で寝ちゃう人はまじで風呂に入らないでほしい。2分で出ろ。
お風呂で寝るっていうのはこういうことだ。まじでこんなんで死ぬとかバカらしいからやめろ
お風呂でウトウトするときには実は脳内が酸欠状態になっていて、最悪の場合は失神・気絶し溺死してしまう危険性があるということです。
また、実際に身近に浴室内での事故を経験した方もおられました。
リアルな話させていただきます、中学の時の同級生の女の子が仕事から家に帰ってきたあとお風呂に入ったそうです。そのままお風呂で眠ってしまい溺死しました。「疲れたから湯船浸かりながらうたた寝しても少しくらいなら大丈夫」少しの油断が死を招きます。気をつけて
【入浴時死亡者数は、交通事故死亡者よりも多い!】
実はお風呂で亡くなる人は、交通事故よりも多いそうです。
2011年の年間交通事故死亡者数は4,611人。
それに対し2011年全国入浴時死亡者数は、推計17,000人と、交通事故を圧倒的に上回っているということです。
浴室内での事故はそれだけ身近に存在しているということです。
お風呂の中で寝てしまう経験は誰にでもあると思うが、国際医療福祉大学大学院・前田眞治教授は、「入浴中、気持ちよくウトウトするのは眠気ではなく失神寸前の状態です」と語り、スタジオ中が騒然となった。
前田教授は「肩まで湯船につかると、水圧で心臓が押され血圧が落ちる。さらに長く入っていると、皮膚の血管が広がって血圧が落ち、頭に血液がいかなくなり神経が働かなくなって失神寸前になる」と解説。
【お風呂での死亡事故を防ぐための対策は?】
対策を調べてきました。
まずお風呂に38度~40度のお湯をはる。
続いて、脱衣室と浴室をあたたかくする。
食前にお風呂に入るようにする。
・満腹状態で眠くならないため。
・入浴前はアルコールを飲まない方が良いため。
・常用しているお薬も、入浴前は避けるため。
↓続く
入浴前に、コップ一杯の水分を補給する。
同居人がいる場合は、お風呂に入ることを伝えてお風呂に入る。
お湯に浸かる前に、タイマーをオンする。
半身浴で、入浴時間は短めに。
浴槽から出る時は、浴槽のフチに腰掛けから立ち上がるなど、一気に立ち上がらない。
お風呂上がりに、常温のお水をのむ。
「少しくらいなら大丈夫」
その気持が思わぬ事故につながってしまうので気をつけなければいけません。
・入浴前にコップいっぱいの水を飲む
・浴槽から出るときは一気に立ち上がらない
・脱衣所と浴室を暖かくする
・お湯に浸かる前に、タイマーをオンする
等
不幸な事故を防ぐためにも、家族などやご友人にもぜひこのことを知らせてあげてください…。