とある投稿者さんが３０年前に経験したゾッとする出来事。
車に乗るすべての人に読んで欲しい内容がこちらです。
30年前の今日、わたしたち一家は全滅しかけました。
わたしと兄を乗せ、母が運転する軽自動車に、免許取り立てでカーチェイスをしたかったという逆走自動車が正面から突っ込んできました。当時、チャイルドシートの義務は無く、後部座席から吹っ飛んだわたしは、頭でフロントガラスを突き破りました。
— ねこうどん@やせるお！ (@nekoudong) March 6, 2022
割れたガラスで顔面を切ったわたしは、3歳の顔のサイズに64針の裂傷。脚も骨折（写真はわたしの母子手帳）。兄も片脚骨折。一番酷かった母は、膝関節の真ん中を開放骨折し、あわや切断の危機でした。母は幾度となく再手術とリハビリを繰り返し、杖無しで歩けるまでになりました。何年かかったかな…… pic.twitter.com/ztJzOu0Irl
— ねこうどん@やせるお！ (@nekoudong) March 6, 2022
妻と息子2人が大事故で救急搬送された、と突然聞かされた父の心情は推し量ることもできません。顔が腫れて膨れ上がり、口の横の一番大きな傷のため口も開けられないわたしを、どんな心情で見ていたのか。元々丸坊主だった頭から、何日経っても小さなガラスの破片が見つかるのをどう思っていたか。
— ねこうどん@やせるお！ (@nekoudong) March 6, 2022
加害者は、自分では任意保険に入っていませんでした。稀有な巡り合わせで、加害者の母親が保険の外交員で、業績稼ぎなのか家族分の契約をしていたため、「偶然にも」保険金が支払われました。10:0の責任で、総額は3千万円近くになったと聞きました。保険に加入していなかったら、目も当てられません。
— ねこうどん@やせるお！ (@nekoudong) March 6, 2022
ちなみに、母の分だけで2千万円です。
それから30年。わたしも小2の冬までに何度か再手術はしたものの、平穏な生活を送ることができています。「何も起こらない」ということの幸福を、噛み締める日々です。
— ねこうどん@やせるお！ (@nekoudong) March 6, 2022
わたしの近い人で、「シートベルトはしない。安全運転するから」と言っていた人がいました（20年以上前のこと）。
ダメです。残念ながら、とんでもない危険は、こちらがどんなに気をつけていても、あっちから突然やってくるのです。常に、危険に対する準備をしておかなければならないのです。
— ねこうどん@やせるお！ (@nekoudong) March 6, 2022
もちろん、「だから危険運転は多少は許される」などということは決してありません。論外です。危険運転は理由の如何を問わず一切許さない。許さないけど、いる。だから構えておかなくてはなりません。
わたしたちが乗っていた車の残骸を見た父は「これに乗っていた人が助かったのが信じられない」と。
— ねこうどん@やせるお！ (@nekoudong) March 6, 2022
発達相談のお仕事のとき、チャイルドシートを激しく嫌がるお子さんの話をたくさん聞きました。大変なんですよね。使いやすいチャイルドシートについて、当時いろいろ調べたものです。あいにく、よい答えが見つかる前に現場を離れたのですが、命を守るためには、とても重要なものです。
— ねこうどん@やせるお！ (@nekoudong) March 6, 2022
どれだけお子さんが嫌がっても、どれだけご家族が疲弊していても、わたしは「じゃあチャイルドシートはしばらくは無しで……」とは決して言わなかった。面倒やストレスがどれだけあっても、命には代えられないからだ。どうやったらうまく使えるか、そっちの検討しかしなかったし、今後もそうだよ。
— ねこうどん@やせるお！ (@nekoudong) March 6, 2022
1つ追記。
昨年（2021年）4月8日は、国内で統計を取り始めて（1968年〜）以来、初めて「死亡事故・交通事故による死亡」が無かった記念すべき日でした。
そして、わたしが無事に33歳を迎えた誕生日でもあります。
もちろんただの偶然ですが、結構、わたしは嬉しく思っているのですよねぇ。— ねこうどん@やせるお！ (@nekoudong) March 7, 2022
どれだけ気をつけていても向こうから突然やってくる。
このことを決して忘れてはいけないなと思いました。
失ってしまった命は戻ってきません。
少なくともできる対策はしておきたいですね。
【引用元】
